ヨーロッパより〜イギリス編#1
イギリスには、本当に教会が多い。
その多くはもちろん英国国教会のものだけれど、世界一の信者数を持つカトリックの教会もあるし、様々だ。
遡るとヘンリー8世の時代からの、長い長い歴史的政治的背景をひも解かなくてはならないのだけど、それはひとまず横に置いておいて、ここでは教会建築の美しさを紹介したい。
まずは、首都ロンドンから。
写真はすべて今年撮りたて。
名称: St.James's Church
宗派: 英国国教会
場所: Piccadilly circus, London
有名な紅茶専門店フォートナム&メイソンからわずか数メートル、繁華街のど真ん中に位置するこの教会は、大都会ロンドンのオアシス。
設計デザインは17世紀の建築家、Christopher Wren.
礼拝の他、ランチタイムには無料のミニコンサートが開かれていたり(ハイレベル!)、教会前広場でちょっとしたマーケットが平日開催されているので、立ち寄ったことのある観光客の方も多いかと。
内部装飾は、ロンドンの教会群のなかでも群を抜いた品の良さ。ステンドグラスは、まさに近代イギリス芸術を濃縮。
敷地内にカフェもできて、長居しやすくなった。
私のお気に入りは、ベンチも芝生ある小さな小さな裏庭でのランチ。
大都会の秘密スポット。
※写真転載厳禁