教会めぐり世界一周の旅

旅上で心癒された美しい教会を紹介

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日本編 #11 青森県

青森市へ。弘前市が岩木山に抱かれた山の街なら、こちらは波の香り漂う海の街。名称: カトリック本町教会宗派: カトリック場所: 青森県青森市1897年に前出の弘前教会同様、パリ・ミッションによって最初の石が据えられた。大火や空襲による焼失を経て、港か…

日本編 #10 青森県

続いてはプロテスタント教会。一瞬おしゃれなレストランかと思わせる白い外観。歴史は古く、1875年にアメリカ人宣教師によってもたらされた、東北最古のプロテスタント教会である。木製に墨書きの立て看板にその名残をとどめる。名称: 日本基督教団弘前教会…

日本編 #9 青森県

弘前には伝統的な建造物が多々残されている。名称: 日本聖公会弘前昇天教会宗派: 聖公会(英国国教会)場所: 青森県弘前市赤レンガが印象的なこの教会は、イギリスにルーツを持つ聖公会。1920年、大正初期の建築。イギリス積みと呼ばれる古典的なレンガの積み…

日本編 #8 青森県

海を渡り青森へ。函館同様、開かれた港を持つ青森は、古くから西洋文化との交流があった。なかでも弘前は懐深く、明治時代にパリ・ミッションの宣教師によりキリスト教が広まった。名称: カトリック弘前教会宗派: カトリック場所: 青森県弘前市1910年にクリ…

日本編 #7 北海道

トラピスト修道院のふもとに建つ、当別教会。名称: 聖リタ当別カトリック教会宗派: カトリック場所: 北海道北斗市初代教会は1917年献堂。それ以前の当地域の信徒は、隣接するトラピストの学校の聖堂でミサにあずかっていたらしい。六角形のモダンな聖堂は、1…

日本編 #6 北海道

函館からJR道南いざりび線で西へ30分。北斗市は山と海に挟まれた静かな街。その山に建つのがバター作りで北海道はもとより全国的に有名になった、トラピスト修道院。前出の函館トラピスチヌ修道院の男子版。名称: トラピスト修道院宗派: カトリック場所: 北…

日本編 #5 北海道

函館駅から東にバスで数十分、空港の北にあるのはフランス発の厳律シトー会の女子修道院、通称トラピスチヌ修道院。名称: 函館トラピスチヌ修道院宗派: カトリック場所: 北海道函館市昨年、日本における創立150周年を迎えた歴史ある観想修道院。ちなみにカト…

日本編 #4 北海道

港に向かって大三坂を下ると、途中左に見えるのはプロテスタントの教会。名称: 日本基督教団函館教会宗派: プロテスタント場所: 北海道函館市住宅地にとけこむ色と形。こちらも19世紀半ばにアメリカ領事であり宣教師でもあったハリスによってこの地にもたら…

日本編 #3 北海道

3つ目は聖公会(英国国教会)。名称: 函館聖ヨハネ教会宗派: 英国国教会場所: 北海道函館市写真左側の緑は前出の聖ハリストス教会。まさに道向かい。私が行った時は外壁工事中で、残念ながら聖堂には入れず。空から見るとなんと十字架の形になっているという…

日本編 #2 北海道

函館市の西町は教会密集地。前出の正教会と合わせて4つの宗派がなんと半径数百メートル内に建つ。名称: カトリック元町教会宗派:カトリック場所:北海道函館市1860年ごろにパリミッションの宣教師達により初代の聖堂が建てられ、幾度かと消失と再建を経て大正…

日本編 #1 北海道

100余りの海外の教会を巡り、いよいよ国内へ。日本にキリスト教徒は少ない。文化庁の最新の宗教年鑑によれば、カトリック、プロテスタント合わせて100万人弱、人口比にしてわずか1%以下である。開国以来150年、今年は隠れキリシタンの里が世界遺産に登録され…

香港編 #4 香港島

香港が返還されたのは1997年。 しかしそれ以前から英国国教会と並んで、カトリックの教会も存在していた。 前出の聖公会のカテドラルから動物園方面に向かい、急な丘を上ること20分あまり。 高層ビルに埋もれるように、しかし白く大きく、ゆるぎない存在感を…

香港編 #3 香港島

急坂だらけの香港島。 中環の駅からその急坂を上っていくとまもなく左手に見えてくるのが、蒼い屋根のセント・ポール教会。 名称:聖保羅堂(St.Paul Church) 宗派:英国国教会 場所:香港島 幼稚園や学校が併設されているが、聖堂はこじんまり。 1911年の献…