教会めぐり世界一周の旅

旅上で心癒された美しい教会を紹介

日本編 #27 長崎県

佐世保が軍港として栄えるずっと以前から、ここは信仰の街だった。


今さら私がここに書くまでもない日本のキリシタンの歴史、中でも外国人宣教師から直接キリスト教を説かれた人々が多く住んだ長崎、佐世保。


駅前の大通りに面した高台にそびえる堂々たる教会。


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名称: カトリック三浦町教会

宗派: カトリック

場所: 長崎県佐世保市


19世紀に建てられた三浦町教会が、この地に移ったのは1931年。

しかしあまりに目立つ姿と立地のため、戦時中は外壁を黒くタールで塗りつぶしたとか。

その甲斐あってか、大空襲を生き延びた聖堂。


靴を脱いで上がる古き良きスタイル。

ステンドグラスもあたたかい感じ。


※写真転載厳禁



日本編 #26 山口県

歴史の教科書にも登場する、イエズス会宣教師、フランシスコ・ザビエル。

彼の来日400周年を記念して、山口県にザビエル記念聖堂が建てられたのは戦後間もない1957年。

 

ザビエルの故郷、スペインの城を模して作られた旧聖堂は、それはそれは美しく荘厳であったらしい。

(出典:http://www.xavier.jp/xavier/old_church/5.html)

 

この聖堂が一晩にして不審火により焼失したのは1991年9月。

 

私は再建後のこちらの聖堂しか知らない。

 

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名称:カトリック山口教会(山口サビエル記念聖堂)

宗派:カトリック

場所:山口県山口市

 

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ザビエルの聖遺物も収められ、地下は博物館のようになっている。

 

※写真転載厳禁

 

日本編 #25 広島県

威厳しか感じないこちらの聖堂は、広島のカテドラル。

 

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 名称:世界平和記念聖堂

宗派:カトリック

場所:広島県広島市

 

献堂は1954年。

原爆で廃墟と化した広島市中区に、前出の宝塚教会を創った建築界の巨匠、村野藤吾のデザインで建てられた。

平和、なによりも核廃絶の深い願いが込められた神聖さを感じる場所。

 

私が気になったのは鐘。

同じ敗戦国ドイツのケルン市から、戦後復興と平和を願って寄贈されたものだという。

 

※写真転載厳禁

 

 

 

 

日本編 #24 香川県

四国の中でもっとも面積の小さな県でありながら、香川にはカトリック高松司教区のカテドラルがあり、9つの小教区(教会)がある。

東西のちょうど中ほど、お城とうどんで有名なこの街の教会はこちら。

 

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名称:カトリック丸亀教会

宗派:カトリック

場所:香川県丸亀市

 

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2014年に再建されたばかりの、新しくきれいなバリアフリーの建物。

聖堂を取り囲むオリーブの木が南国、四国感満載。

 

※写真転載厳禁

 

 

 

日本編 #23 香川県

瀬戸内海に浮かぶ小さな小さな島。


こちらの教会の前に立つ像は…


近年、再注目されている16世紀のキリシタン大名、高山右近。


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名称:  カトリック小豆島教会

宗派: カトリック

場所: 香川県小豆郡


周囲の景観に馴染む平屋の和風家屋。これまで私が訪れた国内外あらゆる教会の中で、小さい聖堂ランクトップ3に入る。


しかし。


高山右近が豊臣秀吉に棄教を迫られ、大阪から逃げた先が淡路島、ついで隣のこの小豆島だった。

日本のキリスト教史上、ちょっと大切な場所。


1945年設立、現在の聖堂は1980年献堂とのこと。


青い空と海、温暖な風。

今はのどかな島である。


※写真転載厳禁












 

日本編#22 兵庫県

1995年1月17日。

大地震で壊滅的被害を受けた神戸。


古くからこの地域にあったいくつもの歴史的建造物も当然被害を免れることはできず、3つの教会が統廃合されてできたのが神戸中央教会。


三宮駅から海を背に、丘を登ること15分程度。

ウルトラモダンな現在の聖堂は2004年の献堂。


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名称: カトリック神戸中央教会

宗派: カトリック

場所: 兵庫県神戸市


高い天井から聖霊が降りてくるデザイン。

周囲を囲む十字架の道行きは、ステンドグラス製。


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徒歩数分のならびにはモスク。


人種宗教の平和的共存、が、神戸の文化かな。


※写真転載厳禁

日本編 #21 兵庫県

古くから西洋人が暮らした神戸から大阪に向かう地域、通称 阪神間には、教会建築が多い。

遠藤周作をはじめ著名人のクリスチャンも多く輩出した地域。


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名称: カトリック宝塚教会

宗派: カトリック

場所: 兵庫県宝塚市


線路沿いにひときわ目立つ高い塔とうねった屋根。

旧約聖書のヨブ記に登場するクジラに例えられるこの聖堂は、日本建築界の巨匠、村野藤吾の傑作の一つ。

1965年献堂。


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大阪出身の村野藤吾は晩年を宝塚で過ごし、亡くなる前にここでカトリックの洗礼を受けた。


※写真転載厳禁



日本編 #20 京都府

ふたたび、京都へ。

 

 

織物文化で栄えた西陣エリア。

京都御所にほど近い烏丸通から一条通りにそって進むと、こんもりとした緑に囲まれた一角がある。


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名称:カトリック西陣教会

宗派:カトリック

場所:京都府京都市

 

創立から100年を超える。

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十字架の道行を見守るウォールランプがレトロでいい感じ。


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学生時代に住んだことがあるこの地域。

22年ぶりに訪れた主日は神父不在によりミサがなく、集会祭儀だった。

人口減少が顕著。

 

※写真転載厳禁

 

日本編 #19 大阪府

カトリックの建物ばかりが続いたので、プロテスタントの教会もご紹介。

 

大阪天満宮の大鳥居の道向かいに、古い歴史を誇る素敵な教会がある。


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名称:天満教会

宗派:日本キリスト教団

場所:大阪府大阪市

 

最初の教会堂の設立は1879年(明治12年)までさかのぼる。

海外からの宣教師によるのではなく、日本人の牧師を中心として建てられた民衆の教会というのがなんだか大阪らしい。

 

丸いアーチ天井にアイアンの吊り下げ照明がレトロな現聖堂も、90周年をむかえたとか。

その音響の良さからたびたびコンサート会場としても使用されている。


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素敵でした!

案内しおりまで素敵。


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※写真転載厳禁

 

日本編 #18 大阪府

日本の教会の中で、一際インパクトが強い聖堂の一つと私が思うのがこちら。

大阪大司教区のカテドラル、通称、聖マリア大聖堂。

 

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名称:カトリック玉造教会

宗派:カトリック

場所:大阪府大阪市

 

何よりまず目を引くのが正面10メートル四方の巨大な壁画、黄金の聖母子画。

正式名称を「栄光の聖母マリア」という。

日本画の巨匠、堂本印象によるなんとも個性的な着物を着た和風のマリアだ。

堂本印象がこの絵を手掛けたのは70代になってから。その後さらにイタリアでも宗教画を手掛け、それらの功績により時のローマ教皇から勲章を授与されたとか。

 

このほか敷地内には、高山右近と細川ガラシャ、関西にゆかりあるキリシタン達の画や像も。

 

19世紀の初代聖堂は戦争で焼け、1963年に現在の鉄筋コンクリート製のカテドラルが建った。

一見の価値あり。

 

※写真転載厳禁