脱線グルメ情報〜素晴らしきスペイン飯
スペインの料理は日本人の味覚に合う。
ことは知っていたけれど、町々で美味しいものに出会えるのは嬉しい限り。
特に北スペインは、シーフードが素晴らしい。
生米から炒めるパエリアは外せない。
ピンチョスと呼ばれるおつまみタパスは、基本ただ。
ドリンクを頼むと、無料食べ放題でついて来る。
夢のようなシステム。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #15 Sobrado de Monxes
山中を抜けたどり着いたのは、このカテドラルで有名なソブラドの町。
お化け屋敷と見紛う、迫力ある外観。
名称:Monasterio de Santa Maria de Sobrado
宗派:カトリック
場所:Sobrado de Monxes, La Coruna, Spain
日本ではトラピストと言った方が馴染みのある、厳律シトー会の修道院である。
最初にこの地に教会が建てられたのが952年。
シトー会の運営になったのは12世紀。
以来、半分は遺跡、半分は現役の修道院として使用されている。
この大聖堂部分は14世紀の建築だとか。
なんと外側だけでなく、聖堂の中にも鳥が巣を創っているあり様。
けれども修道士と共に朝のミサに与った修道院内の小さなチャペルは、冷暖房完備の現代風。
きっとインターネットも通じるのだろう。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #14
おとぎ話のような森の中を歩く途中、水飲み場を併設した美しい聖堂に出会った。名称不明。
人の気配はせず、聖霊の気配のみ、
かな。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #13 Baamonde
住民が4000人にも満たないという、小さいながらこの巡礼の旅で大事な村、バーモンデ。
目指すサンティアゴからおよそ100キロの地点なのだ。
ここでとてもめずらしい、印象深い祈りの場に出会った。
なんと一本の栗の木の室。
内側に聖母子像が掘り出してある!
庭にこの木を持つ、地元唯一の教会がこちら。
石造りの古い聖堂は残念ながら閉まっていた。日曜日しか開かないらしい。
名称: Iglesia de Baamonde
宗派: カトリック
場所: Baamonde, Lugo, Spain
この栗の木との感動的な出会いを教えてくれたのは、聖母子像を彫った地元出身の著名な彫刻家の兄弟だという、レストラン・ガリシアのオーナー。
一人一本ワインがつく巡礼者メニュー、ここのお食事も最高でした。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #12 Vilalba
アバディンを経由してたどり着いたのはヴィラルバという街。
名称: Iglesia Parroquial de Santa Maria
宗派: カトリック
場所: Vilalba, Spain
かつての城、あるいは修道院をホテルに改装したパラドールの向かいに建つこちらの教会。
歴史地区の中心であり、このあたりには古くは6世紀から教会があったとか。
石造りのふたつの尖塔は確かにとんでもなく古い感じ。
今は人気も少なく、静かな雰囲気。
「岩窟のマリア教会」の名の通りの像がある。
次の街へ、歩き続けよう。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #11 Mondonedo 3日目
名称: Iglesia de Santiago
宗派: カトリック
場所: Mondonedo, Lugo, Spain
モンドニェードは大聖堂だけではない。
モンドニェード教区として実質的に活動しているのはこちら、その名もサンティアゴ教会。前出のカテドラルから西へ、徒歩数分の距離。
ゆるやかな丘の高台に建つこじんまりとした教会。樹木しげる庭にぐるりと囲まれている。
日曜日となればミサ後に教会前から広場に人が流れ、終日飲んだり食べたり。
なんと豊かな地域。
巡礼シンボルのホタル貝マークにしたがって、さあ、続きを歩こう。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #10 Mondonedo 2日目
あまりに素敵な街なので、暫し滞在することに。
宿を取ったのはホテルではなく、大聖堂のすぐ裏手にたつこちらのセミナリオ、かつての神学校。
名称: Seminario de Santa Catarina
宗派: カトリック
場所: Mondonedo, Lugo, Spain
聖カタリナの名を冠したこちらのセミナリオ、建設は18世紀。
落ち着いた雰囲気の中庭を囲んだ3階建の建物はかなり広い。
が、神学生の召命が少ないのは世界中どこでもいっしょ。
この回廊も、かつては大勢の神学生で賑わったのだろうか。
食堂はこんな感じ。
修道女らしき方々が、焼きたてクロワッサンの朝食を用意してくれていた。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #9 Mondonedo
ここからは海岸を離れ、ガリシアの山の中へと進む。
目指したのは世界遺産の街、中世には名高い巡礼地であった歴史的都市モンドニェード。
名称: Catedral de Mondonedo
宗派: カトリック
場所: Mondonedo, Lugo, Spain
威風堂々という表現がぴったりなのは、街の中心にそびえる大聖堂。
歴史は古く、1248年に完成したゴシック建築。聖堂内の装飾も重厚で美しい。
幸いにしてここで主日ミサに与ることができた。
聖堂奥には美術館が併設されている。
なんとここで大好きなドルチの「悲しみの聖母」を発見し、嬉しい偶然に感動。
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #8 Tapia de Casariego
名称: Iglesia de San Esteban
宗派: カトリック
場所: Tapia de Casariego, Asturias, Spain
海辺の町、タピアへ。
巡礼者用の宿アルベルゲは、この絶壁に建つ。
寄せて返す波の音で目がさめると、この朝日。スペインの旅で最も印象深い町の一つ。
小さな小さな町ながら、教会前広場には幼い子ども達が遊ぶうららかなところ。
港町だけあってシーフードは絶品!
※写真転載厳禁
スペイン編 サンティアゴへの道 #7
道中、名もなき祠シリーズ。
どこもよく手入れが行き届いていること!
※写真転載厳禁