ベトナム編#1 ホーチミン
世界一周の旅もようやくアジアへ。
アジアの中でも長くフランスの植民地だったベトナムには、カトリック信徒が多い。
社会主義共産主義とのジレンマを抱えつつ、どうしてか熱心な信徒が多いように思う。
観光地としても有名なホーチミンのカテドラル、通称サイゴン大聖堂を訪れたのはクリスマスの時期。ミサに与るために聖堂内に入るのに、なんと整理券がいた!
名称:Notre-Dame Cathedral Basilica of Saigon
宗派:カトリック
場所:Ho-chi Minh City, Vietnam
完成は1880年。
フランスの影響色濃く私達の聖母(ノートルダム)を名前に掲げ、フランスで見慣れた二つの鐘楼とバラ窓を配したロマネスク建築。
聖堂後ろ、観光客と祈りの場を分けるための高い鉄柵はあるものの、開け放たれた門は広場に通じている。
聖堂に入りきらなかった人々はこの広場でも祈る。
路上の喧騒と爆竹の音、祈りの歌声と、巨大な扇風機が回る音。
このカオス、アジアの教会イメージそのもの。
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