タイ編#1 バンコク
タイ、である。
仏教徒が国民の9割を超え、首都バンコクでもオレンジ色の法衣をまとった裸足の仏僧が歩いている。
キリスト教人口は1%以下。日本と変わらない。
そんな街に、大きなカトリックの大聖堂。
名称:Assumption Cathedral (被昇天の聖母大聖堂)
場所:バンコク、タイ王国
宗派:カトリック
いまだ王室に対する不敬罪が存在し、歴史上一度も西欧諸国の植民地になったことがないアジアの雄、タイ。
最初の石がフランス人宣教師によってこの地におかれたのは1821年だとか。
現在の聖堂は1919年の被昇天の祝日(8月15日)に献堂された。赤レンガのフランス調の建物もステンドグラスも新しく見えるのは、おそらく2000年、ミレニアムに再建されたのでは(2000の文字が掲げられているが、タイ語読解できず)。
1984年には、元ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が来たらしい。
敷地内にカトリック校のアサンプション大学、そして併設の中高、もしかして小学校も。修道院、そしてバチカンから輸入した様々なホーリーグッズを扱うお店もあり、かかなりの大規模である。
観光客に有名なマンダリンオリエンタルホテルやシャングリラホテルから徒歩圏。
バンコクの雑踏のすぐとなりに、静かに力強く存在するサンクチュアリ。
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