アルゼンチン編#3 ブエノスアイレス
アルゼンチンは、暗い。
日本でイメージされる「南米」... 明るくてお祭りが好きでマッチョでいい加減で…
というのはおそらくブラジルあたりのイメージで、20年前に訪れたサンパウロやリオデジャネイロは確かにそのような街だった。
そのあたりとアルゼンチンを南米の名の傘の元にひとくくりにするのは、
アジアの名の元に日本とベトナムと北朝鮮を一緒にするのと同じかそれ以上に乱暴な話である。
アルゼンチン、特にイタリア移民の街ブエノスアイレスは、まさにタンゴの音色がよく似合う、哀切漂う暗くて大人しい街だ。
その印象通りの教会を見つけた。
名称:Iglesia de San Igunacio
宗派:カトリック
場所:Buenos Aires, Argentina
イエズス会が運営するこのイグナチオ教会は17世紀末から建設が始まり、1722年に完成した。現存するブエノスアイレス一古い教会だ。
今もイエズス会の修道院、神学校がとなりに建つ。
ブルーとゴールドが美しい聖堂内は、正しくイタリア趣味。
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