教会めぐり世界一周の旅

旅上で心癒された美しい教会を紹介

アルゼンチン編#2 ブエノスアイレス

エヴィータ。

 

'Don't cry for me Argentina' の歌で、舞台で、映画で、地球の裏側までその劇的な人生が知られることになったかつての大統領夫人エヴァ・ペロン、通称エヴィータは、今でもブエノスアイレス人にとって特別な存在らしい。

 

白壁が美しい聖ピラール教会、通称レコレ―タのとなりに彼女は眠っている。

 

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 名称:Basilica Nuestra Senora del Pilar (Recoleta)

宗派:カトリック

場所:Buenos Aires, Argentina

 

1716年に建てられた由緒ある教会。

訪れた時は葬儀ミサが行われていて、聖堂内に入ることはできなかった。

 

隣接するレコレ―タ墓地には歴代のアルゼンチン大統領、そして各界の有名人が眠るが、その中ほど、一際華やかに花々に彩られていて、一目でそれとわかるのがこちらのエヴィータのお墓。

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貧困の中で生まれ育ったゆえに自分は貧者とともにいると約束しながら33歳で逝き、伝説となったエヴィータ。

 

昔も今も、政治的経済的にいつまでも安定しないアルゼンチン。

暗い魅力のある国である。

 

※写真転載厳禁