フランス編#4 パリ
ユトリロをはじめ幾多のアーティストによって描かれ、またいくつもの映画にも登場する、パリはモンマルトルの代表的な風景として揺るぎない風格を保つ白亜の教会。歴史は意外と浅く、完成は1914年。
朝日をバックに後ろから振り返った一枚。
名称: Basilique du Sacré-Cœur
宗派: カトリック
場所: Montmartre
観光客であふれ夜には酔客が彷徨う現在のモンマルトルからは想像しにくいが、モンマルトルとは殉教者の山、という意味。そしてサクレクールとは、イエスの聖心を意味する。
撮影禁止の聖堂内はドーム型の天井とモダンな装飾の祭壇が美しく、祭壇前の席は静かに祈りたい人のためにきちんと分けられている。
入り口右側上部には、イエスの聖心を表したステンドグラス。燃えるような濃い紅。
その窓を模した小さなメダイを買うこともできる。感動を伝えるお土産にぴったり。
※写真転載厳禁