日本編 #43 長崎県
他の教会と比さなくても、驚くほど小さい。
まるで個人宅かと思うほどこじんまりとした聖堂が、畑の中に埋もれるように、崖の中腹にへばりついている。
徒歩でしか上がれない。
名称:カトリック小瀬良教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
誰もいなくても信者の息吹を感じる聖堂。
戦後間もなくの建築。
※写真転載厳禁
日本編 #42 長崎県
名称:カトリック曽根教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
この地に最初に教会ができたのは1880年頃。
激しいキリシタン迫害を受けて壊され、けれども再建を繰り返し、現在のこの大きな教会が建てられたのは1967年。
※写真転載厳禁
日本編 #41 長崎県
日本教会建築のパイオニア、鉄川与助がはじめて設計した聖堂がこちら。
1907年のこと。
もちろん現役の教会である。
名称:カトリック冷水教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
ブルーグレーの木造聖堂に筆書のプレート、シンプルにして和風な花柄ステンドグラスが、まるで舞台セットのよう。
目の前はこの海。
矢固目の塩。ここの海水から作られる名品。
※写真転載厳禁
日本編 #40 長崎県
クリスマスのこの時期。
小さなコンサートが開かれていた。
名称:カトリック中ノ浦教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
海面の水鏡。イルミネーションが反射して、魔法のように美しい。
大正末期に建てられ、1966年に鐘楼が増築されたという。
聖堂内部には五島椿の木彫り模様に蝙蝠天井。
なんとも特徴的な教会のひとつ。
※写真転載厳禁
日本編 #39 長崎県
海の色が違うという。
地元の方に勧められたどり着いた島の入江。ここだけなぜか蒼の色が深いらしい。
名称:カトリック桐教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
19世紀末に長崎本土から帰郷した信徒や神父、「信仰の先駆者像」がある。五島でもっとも古い歴史を持つ教会の一つ。
聖堂前の階段から瀬戸内を臨む。
この蒼!
なんという色!
※写真転載厳禁
日本編 #38 長崎県
高い波と岩場に囲まれた五島の海にはビーチもある。
高井旅海水浴場を見下ろす丘に建つ、赤い屋根の小さな教会。
名称:カトリック高井旅教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
築50年程度、このあたりでは抜群に新しくモダンな教会である。
日本編 #37 長崎県
名称:カトリック福見教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
高台に、海を背に建つレンガと日本瓦の教会。急な階段か細いスロープを使って上がっていく。
敷地いっぱいに聖堂が建ち、全容を写真に収めるのが難しい。
現在の聖堂は2代目。1913年に再建された。
日本編 #36 長崎県
希望の聖母像から徒歩数分。
名称:カトリック浜串教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
岩瀬の港町にある小さな教会を訪れた日はあいにくの雨。聖堂内ではクリスマスの準備が進められていた。
1899年献堂の長い歴史を持ち、1960年代に再建された。
日本編 #35 長崎県
プロテスタントとカトリックの違いはと、度々聞かれることがある。
いろいろな説明の仕方がある。
カトリックはローマ教皇を頂点にしたヒエラルキーだとか、カトリックは神の国を見ようとしプロテスタントは神の声を聴こうとしたとか、神父と牧師の違いとか云々。
しかし私的に一番違うと思うのは、聖母マリア信仰である。
名称:希望の聖母像
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
いったい何体のマリア像が長崎に、五島にあるのか見当もつかないが、こちらはまさに波が打ちつける岬の先端に立ち、灯台がわりに船を見守っている。
カトリック信徒は、時にイエス本人より母親のマリアに祈ることを好む。
海の母マリアは、海と共に生きる五島にぴったり。
日本編 #34 長崎県
名称:カトリック旧鯛ノ浦教会
宗派:カトリック
場所:長崎県南松浦郡新上五島町
入口のレンガは、被爆した浦上天主堂のものを運んできて戦後に増築したとか。
ベンチもある広々した祈りスペースを持つルルド。
現在使われているのは、旧聖堂から見下ろす場所に位置するこちら。
1970年代の建築。
カトリック教会は聖人の像が好きだが、聖家族の像を正面に置いている。
幼稚園の跡地に建設されたらしい。