ドイツ編#7 ケルン
ケルンに来たら大聖堂以外に、もうひとつ寄ってほしい教会がある。
日本と縁のある貴重なものが保管されているのは、こちら。
名称:St.Maria Himmelfahrt
宗派:カトリック
場所:Cologne, Germany
おわかりいただけるだろうか。
そう、江戸時代、日本でキリスト教が弾圧されたころのキリシタン取り締まりを奨励する掲示版(現物)である。
キリシタンを捕えた者にはいくらいくら報酬がある、と書いてある。
ちなみに人によって報酬額が異なるようで、ばてれん(神父など聖職者)を捕えるのが一番高報酬。
なぜケルンの小さな教会にこのようなものが保管されているのかわからない。
(説明書きがドイツ語のみで解読不能…)
しかしケルンのカトリック教会と日本は、第2次世界大戦後に深い結びつきがある。
お互いに敗戦国、すべてが荒廃した厳しい時代に、ケルン市は東京や広島の教会再建に大きな援助をしてくれた。
江戸時代の掲示版、それと関係あるかな、ないかな。
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ドイツ編#6 ケルン
これを見なくてはドイツに来た甲斐がない。
言葉にならない圧倒的な存在感の世界遺産。
列車がケルンの駅に近づくと、すでになんだか異様な気配。。。
ガラスばりの駅公舎から、ほんの下のほうだけが垣間見える。駅を出ると目の前に、一瞥には収まらない巨大な建物。
名称:Kölner Dom (正式名称 聖ピーターとマリア大聖堂)
宗派:カトリック
場所:Cologne, Germany
初代建築はなんと4世紀。現在の聖堂は13世紀から600年もの歳月をかけて建てられたのだという。当初時代はゴシック建築、完成するころにはゴシック・リバイバル。
とにかく巨大すぎて視界に収まらないので、少し離れて見学。
137mの塔に上がることもできます。530段余りの、細いらせん階段で。
その高さたるや、めまいもの。。。
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